華厳滝・湯滝 |
日光に住んでいながら、なかなか行き難い場所がある。
まあ、一番の理由はお金がかかるということ。
華厳滝のエレベーターが530円、湯滝駐車場が410円。たいした金額ではないのだが、余程の理由がなければ行くことは無い。余程の理由というのは、たとえば、知人を案内して・・・などという時ですね。
華厳滝は最初「江尻(こうじり)の滝」と呼ばれた。
「日光の故実と伝説」によれば、華厳滝の名は華厳経からとられたもので命名は勝道上人の可能性が高いということらしい。
そして、その名をいっきに高めたのは、18歳の旧制一高生・藤村操が「巌頭之感」を残して自殺したことで、それ以来自殺の名所としても有名になってしまった。
湯滝のほうは、あっけないほどに判りやすい。「湯元」の「湯の湖」から流れ落ち、下流を湯川という、「湯」の大安売りの地の中の一件なのである。
ところで、このエントリーに際して、現地には取材には行ってない。
最近は「困った時のYouTube」なのである(笑)。
このビデオの作者はご丁寧に、湯滝のほうは、下からと滝頭からと両方撮っている。感謝します。