幾何楽堂ブログ・鳴沢ロッヂ三代目より転載 |
石巻の熱い思い
皆さんの心温かい物資を無事手渡すことが出来ました
ピンポイントで4ヶ所 それぞれの方がとても喜んでおられました
始まりは陸君のお母さんの『この街(石巻)を離れたくない』という思い
この街の復興でつかれた方がほっと一息つける居場所 立飲み屋を作りたい
と聞いてしまって・・・
石巻に着き 様変わりした景色に言葉を失う
想像はしていたが こんなことがあっていいのか?
しかし
そこで沢山の人が街に溜まった泥やごみを手で方付けている
もちろん重機も使ってもいる人もいる
本当にたくさんの人が泥だらけになって
陸のお母さんの言葉がよみがえる
私は大きな勘違いをしていた
受け入れ先ばかりを安全な日光で考えていた
ここで泥だらけになって働いている人はまず来ないだろう
もし自分の街 日光で同じような災害に遭ったら?
それでも私はそこに住むだろう
石巻はとんでもない速さで復興するのでは
みんなが燃えていた
一つの巨大なエネルギーのようだ
陸にあらためて「何が必要だ」と聞いた
「人です」
私たち若い人がまずやらなくていけないのは・・・
家の中にへばり付く津波が運んだ泥
浸水した家はトイレが逆流して汚泥と化した
やがて大腸菌や雑菌が人の健康を脅かす
第2次災害の可能性が
私たち若い人がまずやらなくていけないのは・・・
一刻も早く一人でも多くの人が現地に向かい
にっくき泥を土のう袋に詰め家の外に出すこと 永遠と
私は近いうち現地に戻ります
手伝ってくれる方は私についてきて下さい
小さな力でもコツコツやれば
いつかは終わります それを夢見て
実現すれば次は大きな夢です!
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急募
何千枚 いや何万枚の土のう袋を幾何楽堂に集めてください
土のう袋に入れてから家の外に出さないと
雨が降ると溶けてしまい 同じ繰り返しになってしまいます
それと現場では車の運転が困難です
ベースキャンプから現場までは距離があるため
自転車で通います
使っていない自転車がありましたら
宜しくお願い致します
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行政との連携 鳴沢ロッヂ 三代目
鳴沢ロッヂ、ゲストハウス巣み家、ゲストハウスにっこり荘は今回の震災で被害にあわれた方々を被災者の方々のご負担無し、実質無料で受け入れる方向で一致いたしました。
行政からの支援も決定して受け入れる体制が整いつつあると判断して本日決定いたしました。
それぞれの施設の身の丈にあった支援をともに連携しながらする予定です。
詳しくは明日11時より当館にて再度協議の上決定いたします。
この支援活動に賛同する施設がいくつか増える可能性もあります。
姿勢としてはお客様として受け入れるのではなく、お互い様の精神でともに今回の大災害を生き抜くためのお手伝いをさせていただくという事です。
出来ることはご自分でやっていただきともに働き、ともに助け合うという精神で行きたいと思います。
鳴沢ロッジは三部屋を使用して三家族で13人程度の受け入れを準備する予定です。
無理をすれば15人は可能かもしれませんが初めの段階は10から13人というのが身の丈なのかもしれません。
食事に関しては原則自炊でまかなっていただきます。
食材なども出来るかぎりご自身で確保して頂きます。
ご家族がしばらく落ち着いて今後の再建にむけて準備するための期間を当館にて過ごして頂けたらと思います。
たくさんの方が今後避難されて来ると予想されますので受け入れ期間は一家族につき原則一週間です。
もちろん期間につきましてはご相談にも応じる予定です。
ほとんど家族同様のお付き合いになると思いますのでお互いにともに運営するという事が出来れば理想です。
鳴沢ロッジには通常のお客様も同時に宿泊されるという期間もありますのでうまく調整して出来るだけそれぞれに快適に過ごして頂けるように努力したいと思います。
お手伝い頂ける方がいらっしゃいましたらコメント欄にてご連絡をお願い申し上げます。
よろしくお願いいたします。
この転載記事を読んで、早速、反応してくださった「つるこ姫」。
彼女のブログを見させていただいたら、「すばらしい中学2年生」と題してこのサイトの紹介が・・・・。
本当にすばらしい!