2DAYS IN THE LIFE |
「引越し」というのは人生の節目である。
この日、その「引越し」を決行するTさんにとっても、今回の「引越し」は感慨深いものであったのではと思う。間違いなく彼は、仕事柄、これまでたくさんの「引越し」を繰り返してきたに違いないのだが、今回のそれは「終の棲家」へのもののはずだ。つまり、「最後の引越し」になるに違いない。Tさんは、この12月で仕事をリタイアし、あとは悠々自適の生活になるからだ。
それにしても、大量の本も一緒にお引越しで、これが一番重い。しかし、引越し騒動が一段落すれば、掛け替えのない朋友(とも)にもなる。
Tさん!・・・その時は、これらの中から使い勝手の良い物を厳選して、あの薪ストーブの傍らや、清々しい風の吹き渡るテラスでお使いになったらいかがでしょう?必ずや、貴方の読書生活に花を添えることが出来ると思うのでございます。
そして、実を言うと、この日私には先約があった。な~に、前回、湯西川に来られなかった茨城の二人と忘年会をやろうぜ・・・ということで召集がかかったのだが、結果的には、湯西川の全メンバー+茨城勢というなんとも変わり映えのしない会合になったのだ。
私が会場である宇都宮の某所に着いた時には、すでに宴会は始まっていた。まだ、日は高いのに・・・である。
そして、この酒宴は、日付が変わろうとする頃まで続くのだが、途中、誰かが部屋の片隅にあったカラオケセットを発見してからが大騒ぎだった。全員が、頭を寄せ合ってレーザーカラオケの使い方を、「あ~でもない、こ~でもない」と喧々囂々(けんけんごうごう)、スッタモンダの大激論があり、ようやく音が出るようになってからが、また大変だった。オヤジ達のお馬鹿パワーが炸裂したのだ。
我々の宴会場はH氏のご両親の別宅なのだが、カラオケセットを導入する時に、防音ルームにしたらしい。だから、遠慮なく、夜が更けるまで下手糞な歌をがなり立てたのだ。
次の日、福島に戻るPapaさんと別れ、残りの6人は昼食を一緒に食おうと、あるお店に向かった。この店は「1000円グルメの日々In宇都宮」のむらさきさんの記事を見て、行ってみたところお気に入りの店になった店だ。今回はスムースに入れたが、時間によっては、行列ができてしまう。
食べた料理も、とっても美味かった。画像の料理にソフトドリンクが付いて1,000円也。安いでしょ。
ここで、茨城勢とImaちゃんと別れ、H氏とS氏と私は日光方面に・・。
ただ、報告事項はまだ終らない。
「和田菓子店」に寄ったのだ。
知ってますか?武平まんじゅう。
これは家人と娘と義父の大好物なのである。ただ、和田菓子店は、非常に判り辛い場所にある。ここで、家と義父にまんじゅうを買って、あとは本格的に日光に戻ったのだ。
日光に戻る車の中、シャッフル状態のiPodから、ジョン・レノンの「A day in the life」が流れ出した。
皆様、良いお年を・・・・。という、滑り込みタッチアウト的な今年最後のエントリーでした。