日光金谷ホテル蔵出し写真展 |
ヘボン式ローマ字というのがある。我々が通常「ローマ字」と認識しているのはこのヘボン式である。ヘボンと書いたが、ヘップバーンである。ヘプバーンでも良い。オードリー・ヘプバーンという大女優がいたが同じである。
そのヘボンが明治三年(1970)に日光を訪れた。
その時が始まりである。何の始まりかって?
日光金谷ホテルの最初の足跡(そくせき)である。
金谷善一郎がヘボンを金谷家に泊まらせたのをキッカケに金谷ホテルの長い歴史が始まる。
この後、しだいに来泊する外国人が多くなり、明治六年(1873)六月には本町に「金谷カッテージ・イン」を開業する。
現在の地に開業したのは明治二十六年(1893)のこと。
その長い歴史のある金谷ホテルに埋もれていた古い写真をデジタル処理し、写真展が開催されているが、その写真を写真集にしたものが発売されている。
現在は日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルのギフトショップだけでの発売だけれど、秀逸で貴重な写真が満載なのである。
定価は税込み1,500円。写真集として、お安くありませんか?