「<font color=red>朱</font>」仕込み Part3 |
そういえば、途中から「とちぎTV」のカメラも仕込み室に入り、その日の「イブニング6」の中のトップニュースでこの「朱」の仕込みの模様を取り上げてくれたのだ。取材のKさん、ありがとう。
さて、「加ホップ麦汁」が出来たあとのことは「ふぃふぁ山荘」さんにお願いしようと思っていたのだが、遊び所用で忙しいので、私に書けという。
実は、私は午後5時半集合の、酵母と麦汁を混ぜるという作業には立ち会っていなかった。この時は私も酒が呑みたくて所用があって立ち会えなかったのだ。
そこで、メールで送られてきた「ふぃふぁ山荘」のレポートをもとに、初日の大詰めの模様を報告させていただく。
ビールの醗酵方法は上面醗酵と下面醗酵があり、現在は下面醗酵が主流である。
というのは、上面醗酵よりは下面醗酵のほうが、温度(4℃~13℃)の管理や熟成期間が長いという手間がかかるものなのだが、その分、安定した品質のビールが出来るのだ。
もちろん「朱」は下面醗酵のビールである。
この「加ホップ麦汁」に酵母を加える作業は、雑菌を嫌うからマスク着用で慎重に進められる。
この「朱」の醗酵は10℃に設定され、バケツの麦汁と酵母と空気が混ぜ合わされ、今回の醗酵タンク「F−3」に移される。
あとは10日間ほど醗酵させ、その後、隣りのタンクに入れ替えて熟成させ8月10日前後には日光ビール「朱」が出来上がる。
なんとも、待ち遠しいもんですな。
ビールが熟成タンクの中で、一生懸命「朱」になろうと頑張っている間、何をやりますかね、「ふぃふぁ山荘」さん?