小代行川庵 |
11月19日撮影
上の画像を見て「な~んだ、また紅葉の話題かよ」と思った人もいるかもしれない。しかし、今回の【お題】は御蕎麦屋さんなのである。
今年の3月までは日光市ではなかったから、たびたびこの店に顔を出していたのだが、このブログに登場させるのを躊躇っていた。だが、合併後は堂々の日光市である。
日光市小代という所にある。小代は「こしろ」である。それでは、問題です!「行川庵」はなんと読むのでしょうか?「ゆくかわあん」「ぎょうせんあん」「こうせんあん」地元の人以外には読めないと思う。
正解は「なめがわあん」である。
そして、この蕎麦屋は広大な面積を持つ店でもある。
一番上の画像は蕎麦屋の中から見た庭の光景である。
そもそもこの場所はここで生まれ育った加藤武男氏の別荘をそのまま店舗として使っているのだ。
「ところで加藤武男って誰?」と皆さんのツッコミが聴こえてきそうな気がする。私もこの店に来るまで知らなかった(笑)。
翁は明治10年に生まれ、少年時代を小代で過ごしましましたが、やがて慶応大学に進み、理財科を卒業して三菱銀行に就職しました。大正8年には43歳の若さで常務取締役に就任、次いで取締役会長になり、戦後の昭和26年には吉田内閣の経済最高顧問に就任、経団連顧問などの要職にあって、財界をリードしてきました。
昭和30年に、翁は生家を二宮神社百年祭記念館(現・報徳振興会館)として今市市に寄付し、跡地に別荘を建てられました。それが現在の「そば処 行川庵」なのです。
・・・・・小代行川庵パンフレットより
ところで、肝心のそばである。画像はお品書きでいうと「三合そば 」。1680円也。
男二人で食べるには少ないような気がする。
食の細い女性とならば丁度良い感じかな。
そして、味である。これが最高!なめらかな食感とソバの良い香り。新ソバだとこのソバを運んできたオバさんが言っていた。ソバを食べるなら新ソバが食べられるこの時期が一番かもしれない。
冒頭の画像の庭を眺めながら・・・・美味しいですよ、ここの蕎麦!!
住所/栃木県日光市小代371
TEL/0288-27-3535
営業時間/11:00~15:30
店休日/無休
駐車場/あり(38台)