シモツケコウホネ |
日光市小代の一画の用水路の短い区間に自生するシモツケコウホネ。たまたま通りかかって覗いてみると数本咲いていました。
最盛期はこれからでしょうね。
水中に生える多年草。
この属に特徴的な水上葉をつけず、薄い膜質で長く伸びる水中葉だけをつける。
花は水中から花茎を伸ばし1花つける。花は黄色で、径3~4cmで、柱頭盤は赤い。
栃木県で発見された、新種のコウホネの仲間である。
水上に浮葉を作らず沈水性の葉身しかないのが特徴で、流水中では水上葉ができないことが他のコウホネ属でも見られるが、この花は池に植えても水上葉は作らないそうである。
夏から秋にかけて花茎だけが水中より伸び、黄色の花を咲かせる。柱頭盤が紅色になることも特徴の一つである。