復興支援の伝統工芸展 |
【日光】東日本大震災で打撃を受けた伝統工芸品の産地を応援しようと、世界遺産・日光東照宮の客殿と境内で、12日から「日光東照宮と東北・北関東の伝統的工芸品展」が開かれる。南部鉄器(岩手)など15種類の工芸品200点を展示する。制作の実演やこけしの絵付け体験もある。14日まで。
東北、北関東は震災で直接的な被害を受けた上、風評被害などで伝統的工芸品の需要も減っているという。このため、工芸品の魅力を再発見してもらうと同展を企画。伝統工芸美普及協議会などが主催し、復興庁の復興対策支援補助事業に選定された。
出展は津軽塗(青森)、大館曲げわっぱ(秋田)、鳴子漆器(宮城)、益子焼など。いずれも、伝統工芸士の技が光る逸品だ。デザイナーと共同制作した作品も展示する。
期間中は、それぞれの職人が工芸品の解説を行う予定。秋田杉桶樽と宮城伝統こけしは制作実演もある。こけしの絵付け体験は、参加費500円。各日とも先着1千人に工芸品をプレゼントする。
主催者は「日本が誇る技術の粋を間近で見てほしい」と来場を呼び掛けている。午前10時~午後5時。入場無料だが、境内の展示については拝観料(1300円)が必要。
【下野新聞SOONより】
FUJIFILM X10
新聞記事の文脈からいくと、上の画像は「南部鉄瓶」ということになるだろうが、そうではない、これは「山形鋳物」である。
昨日の午後、東照宮の表参道にある山形のブースでこの一件を購入した。
山形にも鋳物文化があったことを、恥ずかしくも昨日初めて知った。
しかしだよ、この鉄瓶で沸かしたお湯で淹れたお茶を喫しながらこの駄文をしたためているが、心なしか、いつものお茶より格段と美味い気がする(笑)。
14日までの開催です。東照宮にお立ち寄りの際は、是非、この「伝統工芸展」も覗いてみてください。