物置ほぼ完成 |
工事現場などで見かける「足場パイプ」といえば判ってもらえると思う。
その「単管パイプ」で、物置を作ろうと考えた。物置を作る土地は他人のもので、もちろん了解はとったが、もしもの場合、すぐ撤去しやすい単管という材料を選んだ。
ところが、単管パイプを使うのは初めてのこと・・・どうやって組み上げて行くのかさえ判らない。
物置建設予定地
それに、撤去する時を考えれば、大掛かりな基礎を造るわけにもいかない。
悩みに悩んだ結果、「単管杭」というのを使うことに決めた。これは、1、5mの長さで、先が尖っていて、カケヤで打ち込むとドンドン地中に入っていく。ある程度、垂直を見ながらの作業になるが、これを四隅に打ち込んで、これが物置を地面に繋ぎ止める唯一のものになる。上の画像の右下が打ち込まれた「単管杭」である。
この単管杭と四隅に立てる単管パイプをクランプで繋いで、骨組みを造る。
上の画像の骨組みに床面に1本の単管を補強で入れ、3面の壁面に3本の筋交いを入れて、単管組みは終了。
そして、この単管に垂木クランプというもので、必要な垂木を単管に取り付ける。
垂木クランプで取り付けた垂木にトタン波板を打ち付け、屋根を掛け、壁面を作った。
床材は幾何楽堂提供
天井の一部が透けて見えるのは、明かり取りのため透明な波板を使っています。
奥の横の単管が右下がりに見えませんか?気になって水平を調べました。
内部から見ると、使われている垂木が判りますね。
そして、棚を製作・・・これも幾何楽堂サンからいただいた合板を使わせていただいた。
いやぁ、幾何楽堂氏からもらった合板5枚は大活躍でした。アリガトネ。
てなわけで、苦節約1ヶ月、一昨日、入口に庇(ひさし)も付いて85%完成であります。
庇(ひさし)製作中
現在の物置内部
今後の作業としては、棚板の補充。収納物の搬入などなど・・。
使わなくなった机も入れようと考えております。
それから、もう一つの懸案事項がありました・・・猫の足跡(笑)。
黄色のパネコートの壁面に足跡を付けたのですが、これが予想よりはるかに足りない。今の4~5倍は製作しなければならぬ。しかし、これが大変・・・コルクをひとつひとつ切り抜いて、ヤスリで成形し、色を塗って壁に貼り付けるというかなり面倒な作業であります。こんなこと考えなければよかったと後悔もしているのでありますが、頑張ります!!