上新道 |
長崎大学附属図書館 幕末・明治期日本古写真メタデータ ・データベース より許可を得て転載
上新道というのは、東照宮表門前から二荒山神社に続く道である。
昔も今もさして変わりがない場所なのだが、一番の違いは石灯籠の有る無しだ。
この石灯籠は、東照宮350年祭(昭和四十一年・1966)に奉納されたもので、その数は37基。
当組合も奉納者に中に名を連ねている。
消火栓など(ボックスの中にはたぶん消火用ホースが収納されているのだろう)も現在は設置されていて、「文化財防火デー」などでは活躍する。もちろん「いざ!」という時のものなのだが、この「いざ!」は絶対にあってはならない。
現在の画像をよく見ると、右側が幕で覆われている。
これは「簓子塀(ささらこべい)」の修復工事中のための覆いなのだ。
そういえば、もうすぐ400年祭(平成28年・2016)なのだ。
東照宮の各所で、それ(400年祭)に向けての修復工事が続いている。