家紋展 Part2 |
日光霧降幾何楽堂
「家紋デザイナー」沖のりこさんに聞いた興味深い話の一つに「女紋(おんなもん)」の話がある。
これは、どちらかというと西日本に伝わる習慣で東日本にはない。
簡単に言うと、母から娘そして孫娘といったふうに女系だけに受け継がれる家紋である。
だから、例えば関西から関東に嫁いできた女性が留袖などに「女紋」を使い、それを見た関東在住の親戚などが「我らの一族になったのに違う家紋を使うなんてケシカラン」などというトラブルもあるらしい。
しかし、この「女紋」、これから流行りそうな気がしませんか?
和服はもちろんのこと、さりげなく洋風のバッグや財布に「女紋」を使用する、なんてのもオシャレですね。
それに、たとえばですよ、離婚してもこの「女紋」は脈々と受け継がれるというのも、女性の逞しさを象徴していてなかなかヨロシイのでは・・・。
まあ、そんな話を聞きに気楽に「幾何楽堂」に遊びに来てください。
5月16日(金)から25日(日)の個展開催中、沖のりこさんは毎日幾何楽堂にいます。
※迂闊なことに沖のりこさんのwebsiteに「女紋の知識」という1項があることに気がつきませんでした。ご覧になってください。
カモン エブリバディ!