ドクターフィッシュ |
ちょっと不気味な絵柄かもしれない。
ピラニアを連想する人もいると思う。
しかし、その正体は「ドクターフィッシュ」と呼ばれるものである。
人の古い角質を吸い取るようについばみ、なにやら皮膚には良い効果があるようだ。
でもって、「なんで、ドクターフィッシュが日光に関係があるの?」という疑問も当然あると思う。
その疑問に答えるためには、話を大きく変えねばならない。
昨年撤去された霧降高原有料道路の料金ゲートを過ぎてしばらく行くと右手に大きな建物が見えてくる。「メルモンテ日光霧降」である。一応リンクを貼ってみたが、近日中にリンクが外れるはずだ。なぜかといえば
2月23日 下野新聞より
「メルモンテ日光霧降」受け皿決まる
今年三月末に廃止が決まっている日本郵政公社の
郵便貯金総合保養施設「メルモンテ日光霧降」(日光市所野)の
一般競争入札が二十二日行われ、
東京都江東区の温浴テーマパーク「大江戸温泉物語」(関欣哉社長)の
関連会社で不動産部門を手掛ける
キョウデンエリアネット(東京都、橋本浩社長)が最高値で落札した。
「巨大で豪華な施設」(日光市)のために受け皿が決まらず、
県や市、地元企業がことごとく"敬遠"。
活性化を進める地元観光への影響が懸念されていたが、
春以降の空き家化という最悪の事態は避けられた。
「ドクターフィッシュ」はその大江戸温泉の中で泳いでいらしたのだ(笑)。
この「大江戸温泉物語」は一般入場料が2827円である。現在が温泉ブームであることは知っているけれども、温泉に今まで興味を持たなかった私にとっては高いのか安いのかよく判らない。ただ中に入ると全員が浴衣などに着替え、私服での入場は原則として禁止である。係りの方に場内を案内していただいた時にその方が「場内の雰囲気を江戸風にしてそれをお客様に楽しんでいただくため」というふうに言っていたし、我々も法被を着せられての見学だったが、風呂を楽しみ、休憩所や飲食のスペースも広く至れり尽くせりなのである。
この「大江戸温泉」の日光進出により、日光の観光がどう変わっていくのか、興味がある。
もちろん、私達のことを大いに売り込んできたのは言うまでも無い。
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